西日本豪雨災害支援

はじめに

西日本の豪雨災害で、亡くなられた方々にお悔やみを申し上げると共に、甚大な被害を受けられた皆様に対して、心よりお見舞い申し上げます。

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(株)田島はNPO法人LPガス災害対応コンソーシアム※1に参画しているガス事業者(日の丸産業株式会社・東京燃料林産業株式会社・東京プロパンガス株式会社・富士瓦斯株式会社)と連携を図り、被災地にて支援活動を行いました。

※1 LPガス災害対応コンソーシアムとは、東京都の支援でBCPを策定。参画しているガス事業者と合同でNPO法人を運営し、参加・合同で定期的に訓練を行い、様々な不測を想定し、共助の連携を取っている組織体のことです。

支援内容としましては、被災者の方向けの仮設住宅に関わる工事で、主にガス配管工事・ガス給湯器及びリモコン設置・コンロ設置・水道工事を行いました。

各ガス事業者から経験豊富な2名を選出し、広島県に本社を構える、日の丸産業株式会社の社員の方たちと協力し作業に当たらせて頂きました。



<現場対応を行った社員と現地社員からの声>

現場の状況

災害が起こってから1ヶ月あまりが経過していたが、建築工事や水道工事など様々な分野の人手不足により、ガス事業者としても様々な作業に当たった。
又、物流についても通常通りとはいかず、支援当時は未だに交通状況の整備等対応が遅れており、予定より遅延する事が実際には現場で起きていた。


ガス事業者との連携

かねてより、災害対応コンソーシアムのBCP訓練を行っていたので、ガス事業者間の指示などは円滑に行えていた。
訓練の重要性について、再認識が出来た。


復旧活動に役に立ったもの

被災当時は「豪雨による被災だった為住居の床上・床下浸水が多く、対応するためには【排水ポンプ】が役に立った。」



日の丸産業株式会社 社長より

8月末には完成をさせなければならない仮設住宅、全9棟の突貫工事。
9月初旬には入居開始を目指す。
「人手が足りないなか、コンソーシアムに支援をお願いしたところ、快く引き受けて頂けた。」



<最後に>

今回の災害支援から得られた経験を生かし、私たちガス事業者は今後に役立てていかなければならない。
又、いざという時に動ける体制、連携等が更に必要だと感じました。

カテゴリ:LPガス事業

2018.05.21

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